I2009012
袋帯・平安朝花卉文
0円(内税)
【袋 帯】
平安朝花卉文(へいあんちょうかきもん)
栗皮茶― くりかわちゃ ―
江戸後期、この穏やかな茶色の帯が女性たちの間で流行しました。
奈良時代は仏教の伝来により、正倉院宝物に見られる様な、異国情緒ただよう文様が多く取り入れられました。
平安時代に入ると遣唐使が廃止され、国風文化が花開きます。
花卉文は大陸から渡来してきた文様で、大地から咲き誇る草花を表しています。
花卉(かき)=珍しい草花・花の咲く草
帯の織は、繭を国産のあけぼのを使用し、愛媛県野村町での
繰糸(手引きによる座繰り糸)にこだわり
糸によりをかけず、生絹を織上げ 砧打ちをしたかの如く
昔ながらの 古き良き風合いを今に蘇らせました。
モダンさも感じられる
洗練された文様と、深く奥行きのある色――大人の女性を満たしてくれる納得の逸品
存在感のある帯を小紋に合わせて
肌映りのいい灰白色(かいはくしょく)地
空色の段霞(だんかすみ)に金彩をあしらった小紋
小紋でありながらも、程よい華やかさがあり
セミフォーマルな装いとして
控えめながらも心得ている――
お洒落でエレガントな印象になります。
仕立ての工夫で、付下げ風にすることも。
アクセント小物で装いを格上げ
帯揚げ:紋綸子 唐草地紋(空色)
美しい光沢で表現された紋綸子の文様は、見る角度や光の加減によって様々に浮き沈みします。
ちりめんのきものと、紬糸使用でマットな袋帯との間をとりもち華やぎを添えます。
着心地の良さはお墨付き!
信頼の一枚 士乎路紬
大切なお仲間との会食や観劇など、 紬糸使用のマットな帯は、無地感の紬と好相性です。
通の着こなしをさり気なく−
古く、能登半島は別名、士乎路(しおじ)と呼ばれていました。
士乎路紬は、水島繁三郎 氏(大正2年生)が40年に渡り各地の織物産地を視察し、 研究を重ねた末に生み出されたものです。
糸は、本場結城の手引き真綿糸を使用。
草木染にこだわって手機で織られています。
本品の薄く緑がかったブルーは染料にくちなしを使用し、大きな破れ十字絣の柄は繊細な印象を与えます
優しい配色で
安心のコーディネート
感度の高さを漂わせる今秋に
初登場、お召帯揚げ!
女性らしい丸みのある帯締めを合わせて
フォルムのミックス感を楽しんでみても。
平安朝花卉文 袋帯
金糸銀糸を使用せず、色糸だけで重厚な趣のある雰囲気を醸し出しています。
何気ないけれど、素敵――
そんな印象を与える大きな要因は素材感、クオリティの良さです。
いいものをひとつ 手に入れる事が出来れば
いざという時の定番として、いつまでも愛用できる――
お気に入りになるはず!
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※価格は、お仕立上がり・税込みです。
袋帯:平安朝花卉文
現品のみ
素 材: 正絹
仕 立: 袋帯芯入れ仕立て
納 期: 寸法確定後 約15日
お問い合わせ
TEL:048-832-8556
きもの おがわ屋